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2016年桜の開花・満開予想(第3回)を発表
2016年2月4日
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日本気象株式会社は、2月4日に2016年第3回桜の開花・満開予想を発表しました。北海道から鹿児島までの全国約1000か所の桜の名所、及び各都市のソメイヨシノについて、今年の開花・満開予想を行っています。
すべての地点の開花・満開日の予想は、天気・防災総合サイト「お天気ナビゲータ」にて無料で掲載しています。

天気総合サイト「お天気ナビゲータ」桜ナビ
2015年桜開花予測の精度検証結果「2015年第1回発表(1月14日)時点で、東京・大阪は誤差0日」
2016年の桜の開花傾向について
2016年桜開花予想マップ
[2016年2月4日発表]
北日本では、9月は平年並み、10月は平年より気温が低く、11月及び12月は平年よりかなり気温が高くなりましたが、元々寒い地域のため休眠打破への影響はそれほどありませんでした。1月は平年並みの気温でした。 2月は平年並みかやや高め気温が予想されるため、開花時期は平年より早くなるでしょう。
東日本・西日本では、11月及び12月が非常に暖かくなったため、例年と比べ1~2週間程度休眠打破が遅れる見込みです。
東日本では、1月上旬は非常に暖かかったものの、中旬・下旬は平年並みで、1月全体でみると平年より高い気温となりました。
西日本では、1月下旬の大寒波により冷え込みがより厳しくなりましたが、上旬の気温が非常に高かった影響の方が大きく、1月全体でみると平年より高い気温となりました。
2月の気温は、東日本・西日本ともに平年並みか平年よりやや高めの気温となることが予想されます。
東日本では、開花時期は概ね平年並みで、一部地域では平年より早くなるでしょう。一方、西日本では、開花時期は平年並みか、平年より遅くなるでしょう。
3月23日には、全国に先駆けて東京で開花する予想となっています。

開花メーター
「開花メーター」は、春に開花や満開を楽しむだけでなく、開花までの過程も楽しむために、現在桜が開花・満開を迎えるまでのどの段階にあるかを指数化した情報です。
今シーズンは、開花してから満開までの状態「満開率」と休眠打破以前の状態「覚醒率」の掲載を新しく始めました。
[2016年2月4日発表]
2月3日時点では、覚醒率の最下位は、3回連続で鹿児島の69.1%となっており、鹿児島に続く下位グループは、宮崎・高知・静岡と暖かい地域で構成されています。関東地方平野部や東海地方、近畿地方の一部地域ではこの一週間で休眠打破を終え、生長段階に移行しています。
生長率の1位は、2週連続で盛岡の26.1%、2位は室蘭の24.3%、3位は山形の23.1%となっています。まだ北日本の各地点が生長率の上位を占めていますが、2週間後の次回発表時には東日本の一部地域に追いつかれる見込みです。
開花メーター
開花メーターについて
桜の花の元になる花芽は開花前年の夏につくられ、休眠・覚醒(休眠打破)・生長を経てはじめて開花します。
開花メーターは、開花予想日を元に算出した日本気象独自の情報です。
桜の花芽は、北日本など寒い地域の方が、早く休眠打破を終えて生長段階に入るため、始めのうちは覚醒率・生長率が高くなります。
全国の開花メーター
 http://s.n-kishou.co.jp/w/sp/sakura/sakura_yosou.html
桜開花メーターについて(pdf)
2016年の各地の開花・満開予想日
都道府県地点開花予想日満開予想日平年開花日
北海道・東北地方
北海道室蘭5月2日頃5月7日頃5月6日
北海道函館4月27日頃5月1日頃4月30日
北海道札幌4月29日頃5月4日頃5月3日
青森青森4月20日頃4月24日頃4月24日
岩手盛岡4月14日頃4月21日頃4月21日
宮城仙台4月7日頃4月13日頃4月11日
秋田秋田4月16日頃4月21日頃4月18日
山形山形4月11日頃4月15日頃4月15日
福島福島4月5日頃4月10日頃4月9日
関東・甲信地方
茨城水戸3月30日頃4月6日頃4月2日
栃木宇都宮3月30日頃4月5日頃4月1日
群馬前橋3月29日頃4月5日頃3月31日
埼玉熊谷3月27日頃4月2日頃3月29日
千葉銚子4月1日頃4月8日頃3月31日
東京東京3月23日頃3月30日頃3月26日
神奈川横浜3月26日頃4月2日頃3月26日
山梨甲府4月8日頃4月13日頃3月27日
長野長野4月3日頃4月8日頃4月13日
北陸地方
新潟新潟4月4日頃4月9日頃4月9日
富山富山4月2日頃4月8日頃4月5日
石川金沢3月24日頃3月31日頃4月4日
福井福井4月5日頃4月11日頃4月3日
東海地方
岐阜岐阜3月24日頃4月1日頃3月26日
静岡静岡3月26日頃4月3日頃3月25日
愛知名古屋3月24日頃4月1日頃3月26日
三重3月30日頃4月3日頃3月30日
近畿地方
滋賀彦根4月2日頃4月8日頃4月2日
京都京都3月27日頃4月4日頃3月28日
大阪大阪3月29日頃4月4日頃3月28日
兵庫神戸3月29日頃4月6日頃3月28日
奈良奈良3月27日頃4月2日頃3月29日
和歌山和歌山3月28日頃4月4日頃3月26日
中国地方
鳥取鳥取3月30日頃4月6日頃3月31日
島根松江3月30日頃4月6日頃3月31日
岡山岡山3月29日頃4月5日頃3月29日
広島広島3月28日頃4月5日頃3月27日
山口下関3月28日頃4月6日頃3月27日
四国地方
徳島徳島3月31日頃4月6日頃3月28日
香川高松3月30日頃4月6日頃3月28日
愛媛松山3月27日頃4月5日頃3月25日
高知高知3月25日頃4月1日頃3月22日
九州地方
福岡福岡3月24日頃4月2日頃3月23日
佐賀佐賀3月28日頃4月5日頃3月24日
長崎長崎3月26日頃4月3日頃3月24日
熊本熊本3月26日頃4月3日頃3月23日
大分大分3月27日頃4月5日頃3月24日
宮崎宮崎3月28日頃4月6日頃3月24日
鹿児島鹿児島3月31日頃4月9日頃3月26日
地方ごとの傾向
地方 傾向
北海道地方

開花は、平年より早い

9月から11月にかけては概ね平年の気温で、12月はかなり高めでした。 1月は平年並でした。 休眠打破が平年より早く、2月は平年より高めの気温が予想されるため、開花は平年より早い。
東北地方

開花は、平年より早い

9月及び10月は平年並みの気温で、11月及び12月は平年よりもかなり高めでした。 1月は平年よりやや高めの気温でした。 2月は平年並みか平年よりやや高めの気温が予想されるため、開花は平年より早い。
関東甲信地方

開花は、平年並みか平年より早い

9月及び10月は平年並みの気温で、11月及び12月は平年よりかなり高めでした。 1月は平年より高めの気温でした。 2月は平年並みか平年よりやや高めの気温が予想されるため、開花は平年並みか平年より早い。
東海地方

開花は、平年並み

9月及び10月は平年並みかやや低温で、11月及び12月は平年よりかなり高めでした。 1月は平年より高めの気温でした。 2月は平年並みか平年よりやや高めの気温が予想されるため、開花は平年並み。
北陸地方

開花は、平年並み

9月及び10月はやや低温で、11月及び12月は平年よりかなり高めでした。 1月は平年より高めの気温でした。 2月は平年並みか平年よりやや高めの気温が予想されるため、開花は平年並み。
近畿地方

開花は、平年並み

9月及び10月は平年並みかやや低温で、11月及び12月は平年よりかなり高めでした。 1月は平年より高めの気温でした。 2月は平年並みか平年よりやや高めの気温が予想されるため、開花は平年並み。
中国地方

開花は、平年並み

9月及び10月は平年並みかやや低温で、11月及び12月は平年よりかなり高めでした。 1月は平年より高めの気温でした。 2月は平年並みか平年よりやや高めの気温が予想されるため、開花は平年並み。
四国地方

開花は、平年並みか平年より遅い

9月及び10月は平年並みかやや低温で、11月及び12月は平年よりかなり高めでした。 1月は平年より高めの気温でした。 2月は平年並みか平年よりやや高めの気温が予想されるため、開花は平年並みか平年より遅い。
九州地方

開花は、平年並みか平年より遅い

9月及び10月は平年並みかやや低温で、11月及び12月は平年よりかなり高めでした。 1月は平年よりやや高めの気温でした。 2月は平年並みの気温が予想されるため、開花は平年並みか平年より遅い。

日本気象の桜開花予想の方法について
桜の開花の仕組み
桜の開花・満開時期を左右するのは、前年の秋からの気温の推移です。桜の花の元となる花芽は開花前年の夏につくられ、
①休眠 ②生長
の2つの過程を経て開花に至ります。花芽は形成されてもすぐには生長せずに、まず休眠に入ります。これは寒く日も短い冬を生き抜くためのもので、桜以外でも温帯の植物の多くに見られる性質であり、冬を前に自ら葉を落とし生命活動を最低限に抑えます。そして、秋から冬にかけて一定の低温(-5~15℃)にさらされると春が近づいていることを感知して覚醒(休眠打破)します。休眠打破後は生長段階に入り、春先の気温の上昇に伴い開花へ向かって生長していきます。この段階になると気温が高いほど生長の度合いも大きくなります。
休眠中は花芽に見た目の変化は現れませんが、生長段階に入り開花が近づいてくると花芽は徐々に膨らみ始め、次第に花芽の先が黄緑がかってきて、開花直前には花びらが垣間見えるようになります。
予測の方法について
桜の開花・満開予想には、ソメイヨシノの開花・満開時期を予測する過去の研究を基に考案した、日本気象株式会社独自の予測式を用いています。
秋から冬にかけての低温や、桜の生長状態、積算温度を計算し、予測地点ごとの過去データをもとに、その地点の開花・満開の予測日を算出しています。
日本気象では、春に開花や満開を楽しむだけでなく、こういった開花までの過程も楽しむために、桜が開花を迎えるまでのどの段階にあるかを指数化した開花メーターを開発しました。
開花メーターには、各段階に応じて以下の3つの指数があります。
・覚醒率…休眠の指数。(花芽形成 0%~休眠打破 100%)寒いほど覚醒率は大きくなり、休眠打破に近づく。
・生長率…生長の指数。(休眠打破 0%~開花 100%)暖かいほど生長率は大きくなり、開花に近づく。
・満開率…開花後の指数。(開花 0%~満開 100%)暖かいほど満開率は大きくなり、満開に近づく。
参考文献

○気象庁, 1996: 新しいサクラの開花予想. 気象庁解説資料第24号.
○青野靖之, 守屋千晶, 2003: 休眠解除を考慮したソメイヨシノの開花日推定モデルの一般化. 農業気象, 59(2), 167-177.
○朝倉利員, 杉浦裕義, 阪本大輔, 杉浦俊彦, 弦間洋, 2010: サクラの満開日を広域で予測するモデル. 農業気象, 66(4), 269-277.

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