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2015年桜の開花・満開予想(第3回)を発表
2015年2月12日
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日本気象株式会社は、2月12日に2015年第3回桜の開花・満開予想を発表しました。北海道から鹿児島までの桜の名所、及び各都市のソメイヨシノについて、今年の開花・満開予想を行っています。
各地点の開花・満開日の予想は、天気・防災総合サイト「お天気ナビゲータ」にて無料掲載し、今後随時更新いたします。

「お天気ナビゲータ」桜開花予想
http://s.n-kishou.co.jp/w/sp/sakura/sakura_kaika_top.html
2015年の桜の開花傾向について
2015年桜開花予想マップ
[2015年2月12日発表]
北日本では、11月までは平年並みの気温で、12月は平年よりも低温でした。1月は平年よりも高く、2月上旬は平年並みでした。1月上旬には休眠打破が完了した見込みで、既に生長段階に入っています。2月中旬以降はやや高めの気温が予想されるため、開花時期は平年並みか平年よりも早くなるでしょう。
東日本・西日本では、11月までは平年並みの気温で、12月は冷え込みが厳しく平年より低温でした。1月は平年よりも気温が高く、2月上旬は平年より低温でした。2月中旬以降は概ね平年並みの気温が予想されるため、生長は順調に進んでいき、開花時期は平年並みとなる見通しです。 東日本・西日本では、開花・満開時期ともに前回の予測から少し遅くなっています。
2月中旬になり、全国的に休眠打破が完了し、生長段階に入りました。 これからは、気温が高いほど開花に向けて花芽の生長がどんどん進んでいくため、今まで開花メーターの値が小さかった地域でも、どんどん値が増していきます。 2月11日時点で、開花メーターの首位は鳥取の32.7%、最下位は鹿児島の4.0%となっています。
※休眠打破:休眠状態に入った桜の花芽が、冬季に一定期間低温にさらされ休眠から覚めること。
2015年の各地の開花・満開予想日
都道府県地点開花予想日満開予想日平年開花日
北海道・東北地方
北海道室蘭5月1日5月7日5月6日
北海道函館4月26日5月1日4月30日
北海道札幌4月29日5月3日5月3日
青森青森4月21日4月25日4月24日
岩手盛岡4月15日4月22日4月21日
宮城仙台4月7日4月12日4月11日
秋田秋田4月16日4月21日4月18日
山形山形4月14日4月18日4月15日
福島福島4月5日4月10日4月9日
関東・甲信地方
茨城水戸3月31日4月8日4月2日
栃木宇都宮3月31日4月7日4月1日
群馬前橋3月29日4月5日3月31日
埼玉熊谷3月28日4月3日3月29日
千葉銚子4月3日4月9日3月31日
東京東京3月26日4月2日3月26日
神奈川横浜3月27日4月4日3月26日
山梨甲府3月24日3月31日4月4日
長野長野4月11日4月16日4月3日
北陸地方
新潟新潟4月7日4月13日3月27日
富山富山4月4日4月9日4月13日
石川金沢4月2日4月9日4月9日
福井福井4月2日4月8日4月5日
東海地方
岐阜岐阜3月25日4月2日3月26日
静岡静岡3月24日4月1日3月25日
愛知名古屋3月24日4月2日3月26日
三重3月29日4月3日3月30日
近畿地方
滋賀彦根3月31日4月7日4月2日
京都京都3月26日4月3日3月28日
大阪大阪3月28日4月3日3月28日
兵庫神戸3月28日4月5日3月28日
奈良奈良3月27日4月3日3月29日
和歌山和歌山3月26日4月3日3月26日
中国地方
鳥取鳥取3月27日4月5日3月31日
島根松江3月28日4月5日3月31日
岡山岡山3月28日4月5日3月29日
広島広島3月25日4月3日3月27日
山口下関3月25日4月4日3月27日
四国地方
徳島徳島3月29日4月4日3月28日
香川高松3月26日4月3日3月28日
愛媛松山3月24日4月3日3月25日
高知高知3月22日3月30日3月22日
九州地方
福岡福岡3月23日4月1日3月23日
佐賀佐賀3月26日4月3日3月24日
長崎長崎3月24日4月1日3月24日
熊本熊本3月23日4月1日3月23日
大分大分3月24日4月4日3月24日
宮崎宮崎3月23日4月2日3月24日
鹿児島鹿児島3月23日4月2日3月26日
地方ごとの傾向
地方 傾向
北海道地方

開花は、平年より早い

9月から12月にかけては、平年並みの気温でした。 12月末には休眠打破が完了した見込みで、既に生長段階に入っています。 1月の気温は平年よりも高く、2月上旬は平年並みでした。 2月中旬以降は、高めの気温が予想されるため、開花は平年より早い。
東北地方

開花は、平年並みか平年より早い

9月から11月にかけては平年並みの気温で、12月は平年よりも低温でした。 12月末から1月上旬には休眠打破が完了した見込みで、既に生長段階に入っています。 1月の気温は平年よりも高く、2月上旬は平年並みでした。 2月中旬以降は、平年並みかやや高めの気温が予想されるため、開花は平年並みか平年より早い。
関東甲信地方

開花は、平年並み

9月から11月にかけては平年並みの気温で、12月は平年よりも低温でした。 1月の気温は平年よりも高く、2月上旬は平年より低温でした。 休眠打破の時期は平年より遅くなりましたが2月上旬までに完了し、既に生長段階に入りました。 2月中旬以降は、平年並みの気温が予想されるため、開花は平年並み。
東海地方

開花は、平年並み

9月から11月にかけては平年並みの気温で、12月は平年よりも低温でした。 1月の気温は平年よりも高く、2月上旬は平年より低温でした。 休眠打破の時期は平年より遅くなりましたが1月末までに完了し、既に生長段階に入りました。 2月中旬以降は、平年並みの気温が予想されるため、開花は平年並み。
北陸地方

開花は、平年並み

9月から11月にかけては平年並みの気温で、12月は平年よりもかなり低温でした。 1月中旬には休眠打破が完了した見込みで、既に生長段階に入っています。 1月から2月上旬にかけて気温は平年並みでした。 2月中旬以降は、平年並みの気温が予想されるため、開花は平年並み。
近畿地方

開花は、平年並み

9月から11月にかけては平年並みの気温で、12月は平年よりも低温でした。 1月中旬から下旬にかけて休眠打破が完了した見込みで、既に生長段階に入っています。 1月の気温は平年より高く、2月上旬は平年並みでした。 2月中旬以降は、平年並みの気温が予想されるため、開花は平年並み。
中国地方

開花は、平年並みか平年より早い

9月から11月にかけては平年並みの気温で、12月は平年よりもかなり低温でした。 1月中旬から下旬にかけて休眠打破が完了した見込みで、既に生長段階に入っています。 1月の気温は平年より高く、2月上旬は平年より低温でした。 2月中旬以降は、平年並みかやや高めの気温が予想されるため、開花は平年並みか平年より早い。
四国地方

開花は、平年並み

9月から11月にかけては平年並みの気温で、12月は平年よりもかなり低温でした。 1月の気温は平年よりも高く、2月上旬は平年より低温でした。 休眠打破の時期は概ね平年並みで2月上旬までに完了し、既に生長段階に入りました。 2月中旬以降は、平年並みの気温が予想されるため、開花は平年並み。
九州地方

開花は、平年並み

9月から11月にかけては平年並みの気温で、12月は平年よりも低温でした。 1月の気温は平年よりも高く、2月上旬は平年より低温でした。 休眠打破の時期は平年並みかやや遅く2月上旬までに完了し、既に生長段階に入りました。 2月中旬以降は、平年並みかやや高めの気温が予想されるため、開花は平年並み。
開花メーター
開花メーターは、桜のつぼみが作られてから開花するまでの生長率を0~100%の値で算出し、グラフで表現しています。 開花に向けて、桜のつぼみが現在どこまで生長しているのかが分かります。
開花メーター
開花メーターについて
桜の花の元になる花芽は開花前年の夏につくられ、休眠・覚醒(休眠打破)・生長を経てはじめて開花します。
開花メーターは、開花予想日を元に算出した日本気象独自の情報です。
桜の花芽は、北日本など寒い地域の方が、早く休眠打破を終えて生長段階に入るため、始めのうちは生長率が高くなります。
日本気象の桜開花予想の方法について
桜の開花の仕組み
桜は前年の夏の間に花の元になる花芽を作りますが、秋には休眠に入るため、それ以上生長することはありません。
しかし、花芽は冬の低い気温に一定期間さらされると休眠から目覚めます。これを「休眠打破」と呼びます。休眠打破後は、花芽は再び生長を始め、気温が高くなるにつれて開花に近づきます。
予測の方法について
桜の開花・満開予想には、ソメイヨシノの開花・満開時期を予測する過去の研究を基に考案した、日本気象株式会社独自の予測式を用いています。
秋から冬にかけての低温や、桜の生長状態、積算温度を計算し、予測地点ごとの過去データをもとに、その地点の開花・満開の予測日を算出しています。

2014年の桜の開花満開予測情報について
2014年桜の開花予測結果の検証(4月2日速報)
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