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Q&A「気象予報士試験について」

気象予報士をめざす方々から、よくいただく質問と回答をまとめました。 その他に疑問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。試験対策に関するご相談もお受けしています。

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気象予報士試験について

気象予報士試験とはどんな試験(資格)ですか?
平成5年5月に改正された気象業務法(第19条の3)により、気象庁以外のものが許可を受けて予報業務を行おうとするとき、現象の予想は気象予報士に行なわせなければならないとされています。
そこで、気象予報士試験は、その試験の合格者が現象の予想を適確に行うに足る能力を持ち、気象予報士の資格を有することを認定するために行われるものです。
受験資格の制限はなく、年2回、札幌、仙台、東京、大阪、福岡、沖縄の6ヵ所で実施されます。
試験には多岐選択式の学科(一般・専門)と記述式の実技があり、毎回約4000~5000人が受験しており、合格率約5%となっています。
なぜ国家資格なのですか?
気象情報は、ビジネスだけではなく防災情報に非常に関係の深い情報です。このため、誤った情報が流されて社会が混乱しないよう、数値予報データなど高度な予測データを適切に理解・利用できる技術者として気象予報士の制度ができました。
「気象予報士」の資格を取得したらどんな仕事につけますか?
数は少ないですが、私たちのような民間の気象予報会社で活躍するチャンスがあります。
一般的によく知られているのは、テレビなどのメデイアに出演している「お天気キャスター」ですが、他にも、今後成長が予想される「自然エネルギー」や「環境」、「農業」、「防災」など多くの分野での活躍が期待できます。
現在では需要がものすごく多いという状態ではありませんが、5年先・10年先は市場価値が上がる可能性を秘めた資格であり、活躍の場も広がる可能性があります。
「気象予報士」と複合して持つと、有利な知識・資格はありますか?
特に有利な資格というものはありませんが、興味があれば天文や地学、環境分野などを勉強されると、より関心が深まり知識が身につきやすくなるでしょう。また、最近ではパソコンや携帯電話への情報配信も多くなっているため、ITに関連する資格を持っていると仕事の幅が広がると思います。
海外で活躍できる可能性はありますか?
先進国といわれる国には、その国ごとに同様の資格があるようです。したがって、日本で取得した資格が、海外で資格として有効になるわけではありません。ただし、気象の基本的な仕組みは全世界共通ですので、取得した知識は海外でも十分活かせると思います。
※日本の気象予報士試験も難関ですが、同様の資格を取得するにはさらに難易度が高い国が多いようです。しかし、東南アジアやアフリカなど、気象に関する学問が未発達の国も多く、受講で得た知識が「農業」や「防災」など、さまざまな分野で役に立つ可能性はあります。

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