風況調査
風力発電事業において、不確実性を減らして、経済性が高い効率的な運用を行うためには、計画から運用段階の長期にわたり、設置海域の精度の高い風況調査が必要です。日本気象ではドップラーライダー等による最新の調査手法を用いて必要なデータを取得します。ドップラーライダー等による風の観測によって、タワー観測では得ることができない情報を得ることができます。
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ドップラーライダーによる風況調査
- - 気象マストに比べて低コストで社会的・自然的制約が小さい
- - 気象マストより高高度の観測が可能
- - 海岸から洋上の観測点までの距離が比較的近い距離(~3 km)の観測が可能
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フローティングライダーによる風況・気象海象調査
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洋上風況観測用のブイで、沖合での風況観測、海象観測を実現します。
- - 気象マストに比べて低コストで社会的・自然的制約が小さい
- - 海岸から比較的遠い沖合でも観測可能
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気象観測塔(気象観測マスト)
観測用タワーは、登録適合性確認機関のガイドラインに準拠したデータを得られるよう設計、建設いたします。
海象調査
洋上風力発電事業の設計要件に資するデータや、漁業に関するモニタリングなど各種海洋に関する調査を実施し品質管理したデータを提供します。さらには各種データを利用した解析業務を通じて、コンサルティングを行います。
風況・海象データ解析 / シミュレーション
洋上風力発電の設置海域において、観測データを元に数値シミュレーションを実施することで、広域の面的な風況データを取得します。開発サイトの風向・風速などの風のパターン分析や、風車を配置することで生じる後流の影響などの評価に用いることが可能です。
- ● WRF、MASCOT、RIAM-COMPACT、OpenFOAM、その他手法
- ● 風況データベース
- ● 調査データ処理・解析・レポート
お問い合わせ
サービス、製品に関してのご質問・お問い合わせは、日本気象まで。
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