気象観測・解析
利用例
上層気象調査
- 上層気象観測・データ解析・委員会対応まで。高度なニーズにお応えします。
上層気象観測業務は、西日本を中心として多くの実績を積んでおり、その信頼性から観測だけではなく、その後のデータ解析、さらには検討委員会の対応まで任せて頂いております。
- 使用機器
- ■測定精度が高く、気象庁も採用した機器を使用
全世界において上層気象観測機器の代表的なメーカーは何社かありますが、弊社はWMO(世界気象機関)による比較実験レポートより、計測精度が高く安定した観測が可能であると評価された機種を採用しております。この機器は気象庁も採用しており、日本国内はもちろん、全世界においても十分に信頼のおける機器です。
- 上層気象観測に関する諸法規
- ■航空申請の手続き行います
- 上層気象観測で使用する観測設備・器材は、電波法・航空法の規制を受けます。観測を行うには、各法規に従って設備、器材を適正な状態に維持するとともに、必要な免許の申請を行う必要があります。
弊社では、申請作業の一式を行います。
【航空法に関する申請】
上層気象観測では気球を飛揚するため、航空法で定められている航空機の飛行に影響を及ぼす行為に該当します。航空法第99条の2では、あらかじめ、その旨を国土交通大臣に通報しなければならないとされています。
【電波法に関する免許】
上層気象観測ゾンデは、電波法第103条の2第1項で規定されている無線局(気象援助局)にあたります。このため、観測を行う際には、電波法の申請・免許の取得を行う必要があります。
弊社では、この電波法の免許を全国各地域において取得しており、全国各地において迅速に観測を行う事が可能な体制を取っております。
- データ解析・委員会対応
- ■最終報告書の作成から検討委員会の対応まで
- 最終報告書として提出出来る形式で報告書を作成します。
解析は大気安定度、逆転層の実態把握、上層風の推定べき指数の算出、海風前線の検出など、ご要望に応じて実施いたします。また、それぞれの案件に対する検討委員会用の資料作成も実施しております。
- ■解析例
【逆転層の状況】
大気の温度の分布が上空へ行くほど低くならず、逆に上昇する層を逆転層といいます。逆転層内では上下の空気混合が起こりにくくなり、大気汚染物質が滞留し、高濃度汚染が生じやすくなることから、その実態を把握する必要があります。観測データより、逆転層の出現の様子やその発生の原因を推定します。
【上層風の推定べき指数】
上層の風の状況で、大気拡散の状況は違ってきます。大気安定度毎に、観測結果から、上層風のべき指数を算出します。
【内部境界層高度の算出】
沿岸地域では海風による内部境界層フミゲーションにより、大気汚染物質が高濃度になる傾向があります。この内部境界層の高度を、観測データから算出します。算出には、GPSによる緯度・経度情報を用い、どの地点のどの高度で発生しているかを調べます。
- 業務実績
- ■西日本地域を中心とした堅実な実績
- 上層気象調査の実績は以下に示す通りです。
全国各地域において堅実な実績を積んでおります。
上層気象調査実績(2002年以降) 2002年 ごみ処理施設環境影響評価業務(民間建設コンサルタント:福井県) 2003年 ごみ処理施設環境影響評価業務(民間建設コンサルタント:大阪府) 2004年 ごみ処理施設生活環境影響調査業務(民間建設コンサルタント:兵庫県) 2005年 ごみ処理施設生活環境影響調査業務(民間建設コンサルタント:兵庫県) 2006年 ごみ処理施設環境影響評価業務(民間建設コンサルタント:島根県)
ごみ処理施設環境影響評価業務(民間建設コンサルタント:愛媛県)2007年 ごみ処理施設環境影響評価業務(民間建設コンサルタント:青森県)
ごみ処理施設環境影響評価業務(財団法人:大阪府)2008年 ごみ処理施設環境影響評価業務(民間建設コンサルタント:栃木県)
ごみ処理施設環境影響評価業務(財団法人:大阪府)
ごみ処理施設環境影響評価業務(民間建設コンサルタント:岡山県)
ごみ処理施設環境影響評価業務(民間建設コンサルタント:宮崎県)
【環境アセスメントと上層気象調査】
環境アセスメント(Environmental Assessment)という言葉を聞いたことの ある方はたくさんいらっしゃると思います。「アセスメント」とは「評価」とい う意味で、環境アセスメントとは「開発がもたらす環境への影響を、事前 に予測・評価すること。」と記述されています。
人間生活は開発によってより良いものへと発展していきますが、汚染物 質などが排出されてしまうケースも少なくありません。
焼却施設など汚染物質が排出される場合、どのように拡散していくかと いった評価が事前に必要で、そのためには上空の大気の流れを知る必 要があります。
環境アセスメントに関した大気質調査の一環として上層気象 調査や地上気象調査を実施しています。
上層気象調査では、GPSゾンデという気象観測機器とそれを飛翔させる ためのバルーン(ヘリウム入り)とGPSゾンデから送られてくるデータを収 集する受信機装置を用います。
気象庁では天気予報のための観測として全国16ヶ所で高層気象観測を 1日2回実施していますが、時間分解能が12時間と粗いため、環境アセ スメントでの使用には向きません。
環境アセスメントには大気境界層と呼ばれている層(高度2000m以下)の 詳細な情報を得る必要がありますが、この大気境界層の気象は地上と 同じく日変化をします。
すなわち、時間分解能の高い観測が必要で、弊社では3時間毎(7日間) のGPSゾンデ放球を実施しています。
項目は風向風速の他、気温も観測しており、逆転層の検出などの解析 を行ないます。
地上気象調査
- 主な利用例
- 環境アセスメントの気象調査では風向・風速の他に気温・湿度・日射量・放射収支量などの計測が必要となってきます。弊社ではそれらの項目を調査する地上気象観測を行っています。その他、道路における気象観測や風力開発事前調査の気象観測を実施しています。
- その他にも以下のような場合にご利用頂けます↓
- ■道路建設に伴う環境調査
- ■ヒートアイランド調査
- ■ビル建設に伴う環境調査
- ■廃棄物処理施設建設における環境調査
気象データ解析
- 主な利用例
- 気象解析では、土砂災害警戒避難基準雨量の設定、降雨データを用いたDAD解析、河川水系崩壊実績と雨量データの関係調査、港湾潮位データ整理、道路建設のための風況予測シミュレーションなど、気象に係る様々な解析に対応しています。最近の事例では冷気流の観測・予測シミュレーション解析に取り組みました。 目的、地域に応じて最適な方法を提案します。
- その他にも以下のような場合にご利用頂けます↓
- ■土砂災害避難基準雨量設定
- ■風力開発に伴う観測データ解析
- ■気象シミュレーション・解析
- ■降雨解析
- ■気象データ収集・整理




顧客事例紹介(準備中)