2024年紅葉・黄葉見頃予想(第4回)を発表

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2024年紅葉・黄葉見頃予想(第4回)を発表
2024年11月26日
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日本気象株式会社は、11月26日に2024年第4回紅葉・黄葉見頃予想を発表しました。 北海道から鹿児島までの各都市と全国約700か所の紅葉スポットについて、今年の紅葉(モミジ)と黄葉(イチョウ)の見頃予想を行います。 さらに全国約2,700の山について、高度ごとの紅葉見頃予想を提供いたします。(今シーズンの紅葉・黄葉見頃予想の発表は、今回で最後となります。)
すべての地点の紅葉・黄葉見頃予想は、お天気総合サイト「お天気ナビゲータ」にて掲載します。
全国約700か所の紅葉スポットと山の紅葉見頃予想「お天気ナビゲータ 紅葉ナビ」
2024年の紅葉・黄葉の見頃予想について
2024年第4回紅葉見頃予想マップ
2024年第4回紅葉見頃予想マップ
[2024年11月26日発表]
今年の秋は、全国的にかなり高めの気温で、12月も平年並みか高めの気温が予想されます。 東京の紅葉見頃は最遅記録に並ぶ12月5日頃、大阪は12月9日頃となる見込みで、いずれも平年より遅い予想です。宇都宮や長野などでは平年より2週間以上遅い見頃となるでしょう。標本木が設けられている全国51都市のうち、11都市で最遅記録を更新する予想で、5都市で最遅記録に並ぶ予想となっています。全国的に見頃が記録的に遅い年となりそうです。黄葉見頃時期も東日本の一部を除いて平年より遅くなる見込みです。

[北日本]
9月から11月にかけては平年よりかなり高め、12月は平年より高めの気温が予想されます。
紅葉時期:平年並みか平年より遅いでしょう。
山間部では既に見頃を過ぎたところが多く、平野部では10月中旬から12月上旬にかけて見頃となる見込みです。
黄葉時期:平年より遅いでしょう。
平野部では11月上旬から12月上旬にかけて見頃となる見込みです。

[東日本]
9月から11月にかけては平年よりかなり高め、12月は平年より高めの気温が予想されます。
紅葉時期:平年より遅いでしょう。
山間部では10月下旬から12月中旬にかけて、平野部では11月下旬から12月下旬にかけて見頃となる見込みです。
黄葉時期:平年並みか平年より遅いでしょう。
平野部では11月中旬から12月中旬にかけて見頃となる見込みです。

[西日本]
9月から11月にかけては平年よりかなり高め、12月は平年並みの気温が予想されます。
紅葉時期は、平年より遅いでしょう。
山間部では11月上旬から12月中旬にかけて、平野部では12月上旬から12月下旬にかけて見頃となる見込みです。
黄葉時期は、平年より遅いでしょう。
平野部では11月上旬から12月中旬にかけて見頃となる見込みです。
2024年紅葉見頃予想/最遅日の更新が予想される都市
東京のモミジ・カエデの紅葉日

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2024年の主な都市の紅葉・黄葉見頃予想日
紅葉見頃予想日
都市紅葉予想日平年差平年紅葉日品種
札幌11/1114日10/28やまもみじ
青森11/152日11/13いろはかえで
仙台11/221日11/21いろはかえで
東京12/35日11/28いろはかえで
金沢12/39日11/24いろはかえで
長野12/220日11/12いろはかえで
名古屋12/57日11/28いろはかえで
京都12/2015日12/5いろはかえで
大阪12/109日12/1いろはかえで
和歌山12/1812日12/6いろはかえで
広島12/210日11/22いろはかえで
高知12/1210日12/2いろはかえで
福岡12/65日12/1いろはかえで
鹿児島12/10-5日12/15いろはかえで
黄葉見頃予想日
都市黄葉予想日平年差平年黄葉日品種
札幌11/128日11/4イチョウ
青森11/86日11/2イチョウ
仙台11/285日11/23イチョウ
東京12/310日11/23イチョウ
金沢11/100日11/10イチョウ
長野11/2515日11/10イチョウ
名古屋11/16-2日11/18イチョウ
京都12/28日11/24イチョウ
大阪11/275日11/22イチョウ
和歌山11/274日11/23イチョウ
広島12/217日11/15イチョウ
高知11/2510日11/15イチョウ
福岡12/1121日11/20イチョウ
鹿児島12/510日11/25イチョウ
 
実況値(気象庁による紅葉・黄葉が発表された地点です)
山の紅葉見頃予想
全国約2,700の山について、高度ごとの紅葉見頃予想を提供します。
山の紅葉見頃予想
日本気象の紅葉・黄葉見頃予想について
紅葉・黄葉見頃予想には、モミジ(カエデ)及びイチョウの紅(黄)葉時期を予測する過去の研究を基に開発した、日本気象株式会社独自の予測式を使用しています。紅(黄)葉は、秋の気温の低下に伴って、葉の色付きが進んでいきます。また、イチョウの方がモミジよりもやや高めの温度でも色付きが進むため、見頃時期も黄葉の方が紅葉より早くなる傾向にあります。日本気象では、気温と葉の色付きの関係をあらわした予測式を用いて、地点ごとの紅葉見頃時期の予想を計算しています。
黄葉見頃予想ではイチョウを対象に、紅葉見頃予想では主にイロハモミジについて予想を行っていますが、北海道では生育が難しいため、ヤマモミジ、オオモミジ、イタヤカエデを対象としています。
山の紅葉見頃予想は、モミジ(カエデ)があった場合に、標高が上がると気温が下がることも加味して見頃時期を計算したものです。
紅葉・黄葉予想日について
紅葉・黄葉予想日は、気象庁標本木の観測基準に基づいており、「木の大部分の葉の色が紅(黄)色に変わった状態になった最初の日」の予想となっています。
「お天気ナビゲータ 紅葉ナビ」について
お天気ナビゲータ 紅葉ナビ
「お天気ナビゲータ」は200万人以上が利用するお天気総合サイトです。紅葉情報をお伝えするコーナー「紅葉ナビ」では、全国約700か所の紅葉・黄葉見頃予想日の他、全国約2,700の山の紅葉見頃予想等を期間中掲載しています。都市や紅葉スポットの見頃予想は無料でご覧いただけます。
情報のご利用について
日本気象では、紅葉見頃予想以外にも、桜開花予想や梅の開花予想などの季節ごとの情報や、星空指数や登山予報など様々な情報を開発、データを提供しています。ご利用については、お気軽にお問い合わせください。
紅葉・黄葉見頃予想情報のWebサイトやアプリ、メディア等でのご利用につきましては、下記よりお問い合わせください。