2017年東京の桜の開花傾向と予想結果の検証(速報) ~ 1月18日時点で1日の誤差
2017年3月21日
日本気象株式会社は、東京の桜の開花を受けて、3月21日に今シーズンの東京の開花傾向と開花予想の検証を行いました。日本気象は、1月18日より全国約1,000カ所の桜の名所、及び各都市のソメイヨシノの開花日・満開日の予想を行っています。
2017年の東京の桜の開花予想について
3月21日に気象庁から東京の桜の開花が発表され、今年は平年より5日早い開花となりました。
日本気象の東京の開花予想日は、第1回発表(1月18日)の時点で3月22日と、誤差1日で予想できていました。またその後も、多少の前後はあったものの誤差2日以内を維持し、開花直前の第7回発表(3月16日)では、開花予想日が3月21日と誤差0日で予想できていました。
日本気象の東京の開花予想日は、第1回発表(1月18日)の時点で3月22日と、誤差1日で予想できていました。またその後も、多少の前後はあったものの誤差2日以内を維持し、開花直前の第7回発表(3月16日)では、開花予想日が3月21日と誤差0日で予想できていました。
東京の桜が平年よりも早く開花した理由
桜の花の元となる花芽(かが)は、開花前年の夏につくられ、まず①休眠に入り、低温にさらされるほど休眠から覚めていき、やがて休眠打破します。そして休眠打破以降は、②生長に入り、気温が高いほど開花に向かって進んでいきます。
今シーズンの東京では、①休眠の段階で、10月下旬から11月上旬にかけて強い冷え込みがあったため、休眠からの覚醒が平年と比べて早く進み、休眠打破の時期も平年より3日ほど早く1月下旬頃には完了し、②生長段階に入れました。 生長段階に入って以降も、概ね平年並みかやや高い気温で推移したため、結果的に平年より5日早い開花となりました。
今シーズンの東京では、①休眠の段階で、10月下旬から11月上旬にかけて強い冷え込みがあったため、休眠からの覚醒が平年と比べて早く進み、休眠打破の時期も平年より3日ほど早く1月下旬頃には完了し、②生長段階に入れました。 生長段階に入って以降も、概ね平年並みかやや高い気温で推移したため、結果的に平年より5日早い開花となりました。
関東地方の他の地域では、3月後半は平年よりやや低めの気温が予想されるものの、生長自体は順調に進んできており、開花時期は平年並みか平年より早くなる予想です。
今週末から来週にかけて東日本や西日本で続々と開花の知らせが届くでしょう。
過去の精度検証結果
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本件に関するお問合せにつきましては、こちらのお問合せフォームまたは、電話 06-6567-2222 にて承っております。
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