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洋上風力発電における風況観測に関して論文を発表しました

2018年7月11日

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日本気象株式会社は、6月17日から横浜にて開催された「グランド再生可能エネルギー2018 国際会議」にて、風力発電所におけるドップラーライダーによる風況観測について、論文発表を行いました。
グランド再生可能エネルギー2018 国際会議
発表論文
Offshore wind resource assessment on the west coast of Awaji Island
(comparison between galion doppler lidar and meteorological mast)
淡路島西岸における洋上風況精査(ドップラーライダーガリオンと気象観測タワーの比較)
概要:
「平成28年度風力発電等に係る地域主導型の戦略的適地抽出手法の構築モデル事業 (環境省)」 が洲本市五色沖で実施され、ドップラーライダーによる洋上風況観測が行われた。 本稿では洋上風況観測に先立ち、ドップラーライダーの観測精度を確認するために行われた風況マストとの比較観測結果を示す。比較観測の結果、ドップラーライダーと風況マストとの間には高い相関 (風向:1.000、風速:0.991)が見られ、ドップラーライダーの精度が良好であることが示された。

テクニカルレポート
Evaluating turbine wake dynamics in complex terrain with a scanning LiDAR device
複雑地形におけるスキャニング型LiDARを用いた風力発電機のウェイク評価
概要:
複雑地形における風車後流の実態を把握するため、地形が急峻な山岳地に位置するウィンドファームにおいて、スキャニング型LiDARにより実機風車後流を計測した。計測の結果、複雑地形における風車後流(風速減衰域)の広がりを確認した。平坦地形とは異なる特徴が見られた。

テクニカルレポート
グランド再生可能エネルギー2018 国際会議

2018年6月17日(日)~6月22日(金) パシフィコ横浜