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JOGMEC「令和6年度 洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務」(北海道島牧沖(浮体))に採択されました

2025年2月19日

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日本気象株式会社(本社:大阪、代表取締役:鈴木 正徳、以下 日本気象)は、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(以下 JOGMEC)の調査事業、令和6年度「洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務(北海道島牧沖(浮体):風況・気象海象調査)」に採択されましたのでお知らせいたします。
業務概要
本業務では、セントラル方式の一環として、洋上風力発電事業の実施可能性が見込まれる海域を対象として、洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査事業を実施します。洋上風力発電設備の基本設計に必要となる風況・気象海象に関する調査データを取得するために、ドップラーライダーや海象計等を用いたサイト調査を実施します。
件名: 令和6年度「洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務(北海道島牧沖(浮体):風況・気象海象調査)」
事業期間: 令和7年2月~令和9年2月
調査区域: 北海道島牧沖(浮体)
業務目的
洋上風力発電事業において基本設計を行う際に必要となる情報•データのうち、風況調査については、発電設備の設備利用率及び、発電量を推定し、発電事業による収益性を評価するために、対象海域における風況を把握します。また、登録適合性確認機関による適合性確認のサイト条件評価に参考情報としても活用可能なデータを取得することを目指します。 気象調査は、風車の発電量推定に必要な空気密度を把握するための情報を取得すること、海象調査は、発電設備等の支持構造物の設計に資する情報を得るために、対象海域における海象を把握することを目指します。
背景
洋上風力発電の今後の案件形成の加速化に向けて、経済産業省と国土交通省は、案件形成の初期段階から政府や自治体が関与し、より迅速・効率的な調査等を行う「セントラル方式」を確立するとともに、この一環として、2023年度から、JOGMECが、洋上風力発電の基本設計に必要な風況や海底地盤に関する調査を実施しています。
風況・気象海象調査について
本業務では、デュアルスキャニングライダー観測により、対象海域の風況調査を実施いたします。海象調査では、調査海域にて小型の海象ブイ「AXYS TRIAXYS」を用いて海象データの収集を行います。
当社は2023年度より島牧沖にてJOGMECの令和5年度「洋上風力発電の導入促進に向けた基礎調査に係る業務(北海道島牧沖:風況・気象海象調査)」を実施しており、引き続き同海域における風況・気象海象調査に努めてまいります。
海象ブイ「AXYS TRIAXYS」
海象ブイ「AXYS TRIAXYS」
スキャニングライダーによる風況調査
スキャニングライダーによる風況調査
海岸沿いに急峻な山が連なる島牧地域
海岸沿いに急峻な山が連なる島牧地域
日本気象の洋上風力発電事業について
日本気象は、洋上風力発電の導入を支援するための最新の技術コンサルティングの提供や、技術的課題の解決に取り組んでいます。風況や気象海象における調査手法の研究と開発を行い、洋上風力開発において多くの実績を積んできました。本業務を通じて、国内における洋上風力発電の導入拡大に貢献してまいります。
【お問合せについて】
本件に関するお問合せにつきましては、こちらのお問合せフォームまたは、電話 06-6567-2222 にて承っております。