鳥人間コンテストでリアルタイムに風を可視化するシステムを提供しました
2025年9月11日
日本気象株式会社は、2025年7月26日(土)、27日(日)に開催された「鳥人間コンテスト2025」において、ドップラーライダーを用いた風況観測を実施し、観測データをリアルタイムに表示する可視化システムを開発・提供いたしましたのでお知らせいたします。
プラットフォーム周辺の水上の風を詳細に捉え、色で分かりやすく表現することで、視聴者の皆さまに競技の状況をより深く、楽しくご覧いただくことを目的としています。
プラットフォーム周辺の水上の風を詳細に捉え、色で分かりやすく表現することで、視聴者の皆さまに競技の状況をより深く、楽しくご覧いただくことを目的としています。

鳥人間コンテストにおけるドップラーライダー風況観測
開発の背景と概要
人力飛行機の飛距離を競う鳥人間コンテストにおいて、飛行の成否を大きく左右するのが「風」です。しかし、選手たちが直面する現地の風の状況は、映像だけでは視聴者に伝わりにくいという課題がありました。
当社は、最新の気象観測機器であるドップラーライダーを活用し、プラットフォーム周辺およそ5km四方の水上の風を観測。風の向きと強さをリアルタイムに表示する高精細なシステムを開発しました。
当システムは、大会当日のYouTubeライブ配信内で導入され、刻々と変化する風の様子が視聴者に届けられました。風を可視化することで、視聴者の方に現地の状況を分かりやすく見ていただき、より大会を楽しんでもらうことを目指しました。
当社は、最新の気象観測機器であるドップラーライダーを活用し、プラットフォーム周辺およそ5km四方の水上の風を観測。風の向きと強さをリアルタイムに表示する高精細なシステムを開発しました。
当システムは、大会当日のYouTubeライブ配信内で導入され、刻々と変化する風の様子が視聴者に届けられました。風を可視化することで、視聴者の方に現地の状況を分かりやすく見ていただき、より大会を楽しんでもらうことを目指しました。
風況可視化システムについて
ドップラーライダーは、リモートセンシング技術を用いた気象観測機器で、レーザー光を大気中に照射することで、離れた場所の風を観測することが可能です。観測されたデータをリアルタイムに描画する可視化システムでは、プラットフォーム付近の風速と風向が、風の強さを色で、風向をグラフィック動画で表現し、直感的に現地の状況を把握することができます。青から黄、そして赤になるにつれて風が強く、赤色は風速5m以上の飛行するには困難な強い風が吹いていることを意味します。

風況可視化システム
「第47回鳥人間コンテスト2025」概要
読売テレビ放送主催の自作人力飛行機による飛行距離を競う大会です。
開催場所: 琵琶湖東岸(滋賀県彦根市松原湖岸)
日程: 2025年7月26日、27日
開催場所: 琵琶湖東岸(滋賀県彦根市松原湖岸)
日程: 2025年7月26日、27日
放送のご案内
大会の模様はテレビ、YouTubeで放送されました。当社の風況可視化システムも紹介されましたので、ぜひご覧ください。
YouTube
https://www.youtube.com/@ytvbirdman
参考リンク
鳥人間コンテスト2025
https://www.ytv.co.jp/birdman/
当社は、先進的な気象技術の活用を通じて、スポーツやエンターテインメントなど、社会の様々なシーンで新たな価値を提供してまいります。

https://www.youtube.com/@ytvbirdman

鳥人間コンテスト2025
https://www.ytv.co.jp/birdman/
当社は、先進的な気象技術の活用を通じて、スポーツやエンターテインメントなど、社会の様々なシーンで新たな価値を提供してまいります。
日本気象株式会社 概要
日本気象株式会社は、大阪、東京、デンマークにオフィスを構える気象会社です。天気予報、防災、環境、エネルギー、データサイエンスなど、気象に関わる知見を活かし、幅広い事業活動を行っています。風況等の気象調査や気象予報システムの構築は全国で多くの実績があります。
本社所在地: 大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 29F
代表者: 代表取締役 鈴木 正徳
URL: https://n-kishou.com
本社所在地: 大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 29F
代表者: 代表取締役 鈴木 正徳
URL: https://n-kishou.com