大気拡散実験
気候・大気海洋

Atmospheric dispersion experiments

廃棄物処理施設の環境影響評価では、大気拡散モデルのパラメータの妥当性の確認を目的として、大気拡散実験(トレーサーガス実験)が行われます。
従来では実験に用いるトレーサーガスとして主に六フッ化硫黄(SF6)を用いていましたが、地球温暖化係数が非常に高く(二酸化炭素の数万倍と言われています)、近年ではより温暖化係数の少ない代替トレーサーガスとして、パーフルオロメチルシクロヘキサン(PMCH)を用いた実験が行われるようになってきました。
日本気象では、大気拡散実験の手法として、PMCHを用いた実験を行っております。
また、これまでの実績から、地形や気象条件に適した手法を提案させていただきます。

利用例

ごみ処理施設のアセスメントに地上気象・上層気象・大気拡散実験を伴って利用していただいております。

利用例