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防災の輪プロジェクト「みんなの防災力チェック」の結果のご報告

2014年10月28日

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日本気象株式会社は、防災啓発の取り組みとして「防災の輪プロジェクト2014」を実施しています。本プロジェクトで行っている、地域の防災対策力が見える「みんなの防災力チェック」の結果をご報告致します。
防災の輪プロジェクト「みんなの防災力チェック」とは?
防災レベルマップ
防災の輪プロジェクトは9月1日の防災の日に因んで、天気防災サイト「お天気ナビゲータ」で2008年から行っている防災啓発活動です。
「みんなの防災力チェック」は、自然災害が発生したときに重要な事前の備えの促進を図った、ユーザ参加型の試みです。防災の備えに関する質問に答えて、防災力を5段階で判定し、今必要な防災対策を確認することができます。さらに全国の地域の防災力と都道府県毎のランキングをGoogleマップ上に掲載しています。
防災の備えの必要性、周辺地域の備えに対する意識を知って、一人一人、さらには全国の地域が災害に強くなってもらうことを目的としています。

防災の輪プロジェクト「みんなの防災力チェック」≫
みんなの防災力チェック結果報告
以下の結果は、2013年8月29日〜2014年9月30日(回答者数:15,960人)の集計データです。
防災力ランキング
防災の輪プロジェクト
防災力チェックの結果を都道府県毎に、上位から掲載しています。(下表)
防災力1位は宮城県でした。上位には東日本大震災の被害を受けた地域や東南海地震による影響が心配される地域が多く、地震や津波への意識が高く感じられます。下位は中国・九州地方の都道府県が比較的多い結果となっています。

順位都道府県
1宮城
2福島
3宮崎
4岩手、山形、静岡
7山梨、三重
9新潟
10秋田、岐阜
12茨城、東京、神奈川
15千葉、愛知、和歌山
18高知
19青森
20福井、長野、京都、兵庫、徳島
25埼玉、愛媛
27石川、広島
29滋賀
30北海道、栃木、奈良、山口、香川、大分
36富山、大阪、福岡
39群馬、岡山、佐賀
42熊本、鹿児島
44沖縄
45鳥取
46長崎
47島根
防災力チェックの回答率
防災力チェックの17の質問の回答率(チェック率)です。
避難情報の入手や非常用持出品の準備、災害時の連絡方法の取り決めは、40%以下と低い結果になりました。

回答率質問
91.9%気象情報(警報など)を日頃からチェックしている
84.2%近くの避難所を知っている
84.1%携帯ラジオ・懐中電灯を用意している
69.2%災害時における自宅までの帰宅経路を知っている(徒歩・自転車)
68.8%玄関や出入り口に、避難の邪魔になるような荷物を置いていない
63.2%食料や水など、非常用の備蓄を用意している
61.6%ハザードマップを見たことがある
55.7%住んでいる地域で発生しやすい災害を知っている
54.5%災害用伝言ダイヤルの使い方を知っている
51.4%人工呼吸や応急手当などの知識を持っている
45.1%タンスやテレビなど、家具の横ずれ転倒落下防止対策をしている
40.7%家の耐震性を知っている
40.2%お風呂の水を汲み置きしている
39.2%避難指示や避難勧告の情報を入手できる環境がある
38.3%すぐ持ち出せる場所に非常用持出品を置いている
36.6%災害時の連絡方法を家族で決めている
15.7%窓ガラスには飛散防止フィルムを貼っている
【防災の輪プロジェクト アクセス方法】
「防災の輪プロジェクト2014」は、天気防災サイト「お天気ナビゲータ」にて掲載しています。

防災の輪プロジェクト2014 URL: http://s.n-kishou.co.jp/w/bosai/
または、「お天気ナビゲータ」で検索していただき、「お天気ナビゲータ」トップページにある「防災の輪プロジェクト」リンクをクリックして進んでください。
(スマートフォン・携帯電話・PCにて閲覧可能です。)