日本気象株式会社は、電力需要予測の国際コンペティション「GEFCom2017(Global Energy Forecasting Competition 2017)」において、第一位になりました。同コンペティションにおける国内の受賞は今回が初めてです。
Tao Hong教授(左)と弊社スタッフ
日本の電力システムは、大きな変革期を迎えています。2016年4月より電力小売が全面自由化され、一般の消費者も電力の購入先を選べるようになりました。また、2020年には電力の発送電分離が予定されています。住宅や工場などで発電された太陽光や風力などの電力を集約しながら、エネルギーを効率的に利用するスマート社会を推進する上で、発電量や需要量の予測のニーズは増大しています。
当社は、再生可能エネルギーの普及が進む欧州にオフィスを構え、独自のノウハウを蓄積してきました。高精度の気象予測と機械学習の技術開発に取り組み、新しい電力システムに必要な予測サービスに力を入れています。