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東京電力主催の電力需要予測コンテストにて入賞しました

2017年10月31日

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日本気象株式会社は、東京電力ホールディングス株式会社主催の「第一回 電力需要予測コンテスト」において、第三位に入賞しました。
「第一回 電力需要予測コンテスト」は、東京電力パワーグリッド株式会社のサービスエリア内における電力需要の予測手法と精度を競うもので、 近年のデータサイエンス・予測技術の進歩を踏まえ、 国内外のデータサイエンティストを対象とした人工知能(AI)活用などの革新的な手法や新しいアプローチの発掘を目的として開催されました。
日本気象では、電力需要予測などのエネルギー気象に関わる技術の向上を図るため、社内チーム「QUINKAN」が参加しました。 今後も、電力需要予測を必要とされるお客さまのニーズに合わせて、予測精度やサービスのさらなる改善を進めたいと考えています。

「第一回 電力需要予測コンテスト」について

今年の6月から開催された本コンテストでは、国内外の企業、研究機関、大学など100件以上のエントリーがあり、本番予測と年間予測の2種類の予測を行いました。
本番予測では、東京電力管内における翌日の総電力需要量を、前日までの電力需要データや気象データなどを用いて1時間毎に予測するという課題に取り組みました。 また年間予測では、2015年の1年間に同じ手法が適用できることを実証することが求められました。
パワーフォーキャストについて
現在、日本では電力システムの改革が急速に推し進められています。新しい電力システムでは、再生可能エネルギー発電の発電量と電力需要を精度良く予測することが求められるため、世界中の電力関係者の間では、予測技術の開発が盛んに行われています。
弊社は長年培ってきた気象に関する知識と経験を活かして、パワーフォーキャストの開発およびサービスの展開を行っています。 日本気象のパワーフォーキャストでは、風力・太陽光・水力などの気象現象を利用した再エネ発電の発電量予測、および、需給バランスの維持のための需要予測等を提供しています。

「パワーフォーキャスト(Power Forecast)」について