2018年東京の桜の開花傾向と開花予想結果
2018年3月17日
日本気象株式会社は、気象庁による2018年3月17日の東京の桜の開花発表を受けて、今シーズンの東京の開花傾向と開花予想の検証を行いました。
2018年の東京の桜の開花予想について
3月15日に高知で開花がスタートし、17日には東京で桜の開花が発表されました。東京の3月17日の開花は、平年より9日早く、2002年と2013年に次ぐ観測史上3番目の早さでの開花となりました。
桜の花の元となる花芽は開花前年の夏につくられ、まず「休眠」に入り、低温にさらされるほど「休眠」から覚めていき、やがて休眠打破します。そして休眠打破以降は「生長」に入り、気温が高いほど開花に向かって進んでいきます。
今シーズンの東京では、10月から1月上旬にかけて平年より気温が低い状態が続いたため、「休眠」からの覚醒が非常に早く進みました。休眠打破は平年より10日ほど早く1月上旬頃に完了し、「生長」段階に移行しました。生長段階に入った1月から2月にかけては厳しい寒さが続いたものの、2月末から開花までは一転して暖かい日が続いたため、平年より9日早い開花となりました。
また、東日本や西日本の他の地域でも秋から冬にかけての寒さは十分で、2月末以降は暖かい日が多かったため、開花時期は平年より早くなる予想です。今週末から来週にかけて太平洋沿岸部や九州地方で続々と開花するでしょう。
今シーズンの東京では、10月から1月上旬にかけて平年より気温が低い状態が続いたため、「休眠」からの覚醒が非常に早く進みました。休眠打破は平年より10日ほど早く1月上旬頃に完了し、「生長」段階に移行しました。生長段階に入った1月から2月にかけては厳しい寒さが続いたものの、2月末から開花までは一転して暖かい日が続いたため、平年より9日早い開花となりました。
また、東日本や西日本の他の地域でも秋から冬にかけての寒さは十分で、2月末以降は暖かい日が多かったため、開花時期は平年より早くなる予想です。今週末から来週にかけて太平洋沿岸部や九州地方で続々と開花するでしょう。
東京の精度検証結果
日本気象は、1月19日より全国約1,000か所の桜の名所の開花・満開予想を行っています。東京の開花予想日は、第1回発表の時点で誤差1日と、1月の時点で平年よりかなり早く開花することを精度良く予想できていました。その後も、2月発表分ではやや誤差が大きくなったものの、誤差3日以内を維持できていました。
過去の精度検証結果については、下記の資料をご覧ください。
2017年シーズンの桜の開花傾向と開花・満開予想結果
2017年シーズンの桜の開花傾向と開花・満開予想結果
日本気象の桜開花・満開予想
日本気象は、今シーズンは1月19日より全国約1,000か所の桜の名所の開花・満開日の予想を行っています。
最新の開花・満開予想
天気総合サイト「お天気ナビゲータ」桜ナビ(無料)
アプリ「桜のきもち」(無料) App Store / Google Play
最新の開花・満開予想
天気総合サイト「お天気ナビゲータ」桜ナビ(無料)
アプリ「桜のきもち」(無料) App Store / Google Play
【お問合せについて】
本件に関するお問合せにつきましては、こちらのお問合せフォームまたは、電話 06-6567-2222 にて承っております。
本件に関するお問合せにつきましては、こちらのお問合せフォームまたは、電話 06-6567-2222 にて承っております。