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固定翼型ドローンを用いた上空の環境観測試験を実施しました
2020年12月7日
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日本気象株式会社(本社:大阪、代表取締役:鈴木 正徳、以下 日本気象)は、兵庫県及び新産業創造研究機構(NIRO)が推進する「ドローン先行的利活用事業」として、2020年11月30日~12月2日に兵庫県淡路市において、新明和工業株式会社および神戸大学と共同で、長時間飛行可能な固定翼無人航空機(ドローン)による上空の環境観測試験を実施しました。 「ドローン先行的利活用事業」は、多様な分野で最新技術を用いたドローンを先行的に活用し、民間分野での利活用を促進するものです。
担当事業者
新明和工業株式会社:無人航空機の運用・整備
神戸大学:取得データの解析
日本気象株式会社:計測機器の較正・運用
固定翼型ドローン「XU-S」
実施概要
本実証試験では、健康や気候への影響が懸念されるオゾンやPM2.5などの大気汚染物質の上空観測を行うことにより、従来の地上観測のみでは不十分だった大気汚染物質の動態把握を可能としています。本実証試験の結果は、健康や気候への悪影響を抑制するための効果的かつ効率的な対策につながることが期待されています。
実証試験では、低コストで利便性の高い観測手段として、広域エリアと高高度を長時間飛行可能な、新明和工業株式会社が独自に開発した固定翼型ドローン「XU-S」を用いて、淡路市上空の大気汚染物質の観測を実施しました。今回は「XU-S」にオゾンおよびPM2.5の測定器と気象センサーを搭載し、これら物質の濃度と気温・湿度・気圧の鉛直分布を上空500mまで測定しました。今後、取得した測定データを大気汚染シミュレーションと比較することによって、シミュレーションの精度が向上し、有効な発生源対策につながることが期待されます。また本試験において、日本気象株式会社は、ドップラーライダーによって上空の風向風速を測定することにより、「XU-S」の飛行サポートを行いました。
日本気象は、今後も幅広い分野での有効な気象情報の活用を目的として、気象観測技術の向上に努めてまいります。
【お問合せについて】
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