概要
「線状降水帯のメカニズム解明研究のための高密度な集中観測」は、集中観測等によって、線状降水帯の発生・停滞・維持等の機構解明を加速化するとともに、観測データや知見を用いて、数値予報の精度向上に繋がるような研究を実施し、線状降水帯の予測精度向上と、より早い段階からの確実な防災・減災対策に貢献することを目的に実施されています。
日本気象は、この研究の一環として、令和4年の梅雨期に九州において、気象データの鉛直分布データを取得するため、ラジオゾンデ等を用いた高層気象調査を実施します。線状降水帯による大雨災害の防止・軽減に向けて、予測精度の向上に貢献いたします。