高精度の気象予測と機械学習の手法を用いて、風力・太陽光発電所の出力と電力需要を予測し、最適な調達量の計画をサポートいたします。
パワーフォーキャスト
カーボンニュートラル達成のために導入が進んでいる、太陽光や風力を利用した発電では、気象条件によって出力が変動します。電力の需要と供給のバランスが崩れると、周波数が変動して広範囲の停電になるおそれがあります。
需給バランスを保つために、蓄電池、水素、揚水ダムなどにエネルギー変換して貯めておくという方法もありますが、電力は発電したものをすぐに使用したほうが損失が少なくてすみます。そこで、太陽光・風力発電による変動分を火力発電などの出力調整によって補って、時々刻々の需給バランスを維持しています。しかし、火力発電所などの出力調整には時間と費用がかかります。このコストを低減するためには、事前に太陽光・風力発電の変動量をなるべく正確に予測しておくことが重要になります。また、エネルギーを効率的に利用するスマート社会を推進する上でも、予測の重要性は増大しています。
日本気象は、デンマークにオフィスを構え、再生可能エネルギーの普及が進む欧州の知見を吸収し、独自のノウハウを蓄積してきました。関連する気象要素や太陽光・風力発電の出力を機械学習の手法によって予測するサービスを提供しています。
電力需要予測の国際コンペティション「GEFCom」国内初の優勝
日本気象は、IEEE Power&Energy Societyが後援する、電力システムに関する需要予測の精度を競う国際コンペティション「GEFCom2017」において、第一位になりました。
東京電力主催「電力需要予測コンテスト」第三位に入賞
日本気象は、東京電力ホールディングス株式会社主催の「第一回 電力需要予測コンテスト」において、第三位に入賞しました。