路面凍結による自動車のスリップ事故や、自転車や歩行者の転倒事故は毎年のように発生しており、大事故に繋がるおそれがあります。 路面凍結は寒冷地や山間部だけでなく、条件が揃えば都市部でも発生することがあり、特に道路が濡れているだけのように見える路面凍結(ブラックアイスバーン)は大変危険です。
路面凍結予測
日本気象では、そのような発生が分かりにくいブラックアイスバーンの発生危険度を事前に知ることができるよう、「路面凍結予測」を開発しました。
「路面凍結予測」では、全国を対象に、路面温度予測や4段階の指数(「危険」「警戒」「注意」「なし」)で表現した路面凍結予測をご提供します。ピンポイントの情報を確認することができるため、外出前に通行予定の道路をチェックして、危険度が高い場合は冬タイヤを装備する、より安全運転を心がけるなどの対策をとることができます。
予測結果は、気象防災サイト「お天気ナビゲータ」にてご覧いただくことができます。
より詳細な予測・監視
物流会社様や道路管理者様向けには、より詳細な予測をご提供しています。
現地調査にて地形や建造物の影響を把握・考察したうえで、経験豊富な気象予報士が路面温度や道路の状態を予測します。凍結防止剤の散布の最適化や、リスクを避けた配送計画の立案にお役立ていただけます。Maas、自動運転などの交通システムに必要な道路気象情報やデータもご提案いたします。