売上予測や来客予測、エネルギー需要の予測などAI分析や機械学習を中心としたデータサイエンスにおいて、気象データのニーズは非常に高まっています。
日本気象では、様々な分析に活用できる時間分解能、空間分解能に優れた気象予測データ、気象解析（実績）データ、および防災に関するデータを提供しています。
日本気象が提供する全ての気象データは、お客様のシステムと直接連携し、取り込みやすい形式で配信を行います。気象データの利用用途に合わせ、リアルタイム配信、過去データ提供が可能です。
リアルタイム配信
日々の最新の予測データや随時発表される防災情報をオンタイムで配信します。地震情報や注意報警報などの防災情報は、気象庁の発表後すぐに配信を行います。
配信方法はGET、Push配信から選択することができます。
データサイエンス分野以外でも、ニュースサイトやアプリでの掲載、デジタルサイネージへの表示、防災管理、レジャーや健康医療分野でのプロモーションなど、幅広い分野でお役立てください。
過去データ提供
過去に作成された様々な気象予測や解析（実績）データ、観測データ、防災情報を提供します。データは最小日単位で購入いただくことが可能です。専用プラットフォーム（お天気データサイエンス）からお客様の操作で必要期間のデータを直接ダウンロードいただくこともできます。
お客様が所有する顧客情報や売上情報などの様々なデータと気象データとの統計分析や機械学習用の蓄積データとして、データサイエンス分野で容易にご活用いただけます。
提供データ（一部抜粋）
日本気象が提供する気象データの一部をご紹介します。この他にも様々な情報を扱っていますので、お気軽にお問い合わせください。
天気予報 / 気象予報
予報要素には天気、気温に加え、風向風速や湿度、気圧など様々な項目が含まれます。日本気象が独自に作成する予報（日単位・時単位）に加えて、気象庁の数値予報を提供します。
- 波浪予報
- 市区町村単位の天気予報（今日明日～10日間先）
数値予報
- 全球モデル（GSM）日本域・全球域
- メソモデル（MSM）
- 局地予報モデル（LFM）
防災情報
気象庁が発表する気象警報注意報、土砂災害、洪水、台風、地震、津波などに関する防災情報を提供します。
- 気象注意報、警報、特別警報
- 土砂災害警戒情報
- 指定河川洪水予報
- 竜巻注意情報
- 火山情報
- 高解像度降水ナウキャスト
- 雷ナウキャスト
- 雷観測データ（LIDEN）
- 台風情報
- 地震情報
- 津波情報
エネルギー / 生活健康 / 季節
太陽光エネルギーの技術開発や利用促進に向けて日本気象が独自に計算した日々の日射量予測/実績データを提供します。また、生活や健康面に大きな影響を持つ洗濯予報や紫外線予報、花粉飛散予報の提供も行っています。さらに全国各地の桜開花と満開の予想についても毎年データ形式で情報提供を行います。
- 5kmメッシュ日射量予測
- 2kmメッシュ推計日射量（実績）
- 洗濯予報
- 紫外線予報
- 花粉飛散予報
- インフルエンザ予報
- 桜開花満開予想
気象解析 / 気象観測（実績値）
統計解析や機械学習、AI分析用の実績データとして、気象解析や気象観測のデータ提供も行っています。最近では天気や気温、日照時間等の面的な推計解析データが増え、市町村単位や店舗単位などの空間的に詳細な分析にも活用できる気象データが充実してきています。
- 推計気象分布（1kmメッシュ天気/気温/日照時間）
- 解析雨量（1kmメッシュ時間降水量）
- 解析積雪深/解析降雪量（5kmメッシュ積雪深/降雪量）
- アメダス/気象官署
豊富な気象データを自在に提供する「お天気データサイエンス」
「お天気データサイエンス」は、豊富な気象データを、Web上の管理画面から簡単な操作で受信設定することができる気象情報のプラットフォームです。欲しいデータを必要なタイミングですぐに利用開始することができるため、開発や作業の効率化をはかることができます。品質や精度にこだわった日本気象独自のデータ等を、信頼性の高い配信システムで提供します。
特徴
時間と手間を削減。Web完結の簡単な手続き＆自在な配信設定
気象データの配信手続きはWeb完結でスピーディ。各データの配信設定は、「お天気データサイエンス」の管理画面からお客様ご自身で自在に行うことができるため、一度ご登録いただくとデータが必要になる度にご連絡いただく必要もなく、すぐに配信を開始することができます。
豊富な気象データ
提供する気象データは、日々の天気予報から土砂災害や洪水といった地域防災情報、天気や気温、風、日射量などの解析データまで豊富に取り揃えています。また、日本気象が独自に開発した気象予測や推計日射量、熱中症予報、洗濯予報などの提供も行っています。
すぐに使える扱いやすいデータ形式。開発コスト減にも効果
提供するデータは、安価な提供が可能な気象庁の配信形式（GRIB2、バイナリ）に加え、データ解読（デコード）が困難なお客様向けに扱いやすいテキスト形式（CSV、XML、JSON）でも提供します。容易にサービスに組み込むことが可能なため、データ利用のための開発に手間が掛からず、開発コストを抑えることにも繋がります。
信頼性の高い配信システム
気象データを提供するシステム群には、拡張性や信頼性の高いクラウドサービスを利用しています。巨大災害が発生した際も安定したサービス継続ができるように、冗長化等により信頼性の高い環境を整えています。
海外の気象データ
日本気象が提供できる気象データには、日本国内にとどまらず、欧州やアジア、北南米など全世界を対象とした情報も含まれます。
また、情報ソースについても、日本気象独自に作成した情報や気象庁の情報に加え、欧州中期予報センター（ECMWF）などの海外気象機関が作成した気象データも提供が可能です。
国外での気象予測や気象情報を用いた分析が必要なお客様は、お気軽にお問い合わせください。
