
産経新聞掲載記事
理科大好き児童育成授業「天気予報に興味津々 気象予報士が小学校で授業」
企業の現役社員やOBを小学校へ派遣して、理科の楽しさを教える「理科大好き"なにわっ子"育成事業」が始まり、大阪市立五条小学校(天王寺区、中辻久幸校長)で23日、特別授業が行われた。[中略]
この日は、気象データの配信などを手がける「日本気象」の気象予報士、池永靖さんが5年生に天気予報の役割や大切さを指導した。
人工衛星から撮影した日本列島上空の雲の映像が早送りで紹介され、台風の渦巻きが登場するたびに大歓声が上がった。
授業の最後には児童が24日の天気予報を考え、発表した。池永さんは「今日みんなが学んだ天気予報は、商売の仕入れに生かされたり、スキー場では雪の降る量で、滑れるかどうかを予測するなど、社会のさまざまな場面で役立っています」と締めくくった。
小学5、6年生を対象に来年2月まで大阪市内95校で行われる。