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ドップラーライダーStreamLineDoppler

事例紹介

ドップラーライダーGalionは、風力発電のための風況調査に最適化された製品ですが、StreamLineは他の用途にも柔軟に対応できる製品です。

気象観測

気象観測

フィンランド気象局 2011年~

北極圏近傍を含む国内5ヶ所の気象台に常設-30℃以下や積雪のある厳しい条件でも正常に動作。
エアロゾルの少ない環境でも、パラメータ調整により測定が可能です。

空港

ロケット

アメリカ メンフィス国際空港 2013年4月~
NASAのプロジェクト

飛行機離発着時のウェイクを測定し、予測モデルの検証データとして活用。

大気汚染

大気汚染 グラフ

アメリカ 2010年
プロジェクトCalNex 2010

アメリカ海洋大気庁(NOAA)の研究用航空機Twin Otterに搭載し、ロサンゼルス上空の風を立体的に観測。

火山灰

2010年4月 アイスランドの大噴火(Eyjafjallajökull火山)

イギリス南部チルボルトン気象台におけるドップラーライダー観測。
12時ころに火山灰による後方散乱が上空約2.5kmに検知され、次第に下降して15時ころに大気境界層に取り込まれている様子がわかる。

利用事例

森林火山

森林火山
ロシア森林火災の煙がフィンランド方向に流れている様子を示した衛星画像。

応用

スタジアム内の風測定

ドップラーライダーで用いるレーザー光の指向性の高さを利用し、斜め方向にもビームを振ることで、通常測れない空間の風の分布を測定する事が可能となります。例えば、スポーツスタジアム内上部の風分布を測定し、その情報に基づいて選手が有利に競技を進める事が可能となります。
また、観客にコンテンツとして提供することで、競技観戦の興味を高める事ができます。

スタジアム内の風測定