EOLOS
洋上風力発電のための風況観測に、浮体式ドップラーライダーシステム「EOLOS FLS200」が効果を発揮します。過酷な海洋環境に耐えることができる、堅牢で耐久性のある機体の中には、ZX Lidars 300Mを搭載しており、長期間にわたって風向・風速を観測することができます。同時に海象調査用のリモートセンシングデバイスを備えており、波や潮流、水温などのデータをリアルタイムで収集します。EOLOS FLS200は太陽電池と小型風車を電源としているため、完全自立型の稼働を実現しています。データ通信機能も組み込まれており、観測データはリアルタイムに転送を行います。
カスタマイズによって鳥類やコウモリのモニタリングにも対応できます。
EOLOSとの基本合意契約締結について
日本気象株式会社は、2018年4月6日、洋上風力発電向けの浮体式ドップラーライダーシステムの開発やデータ解析を行うEOLOS(本社:スペイン、CEO:Rajai Aghabi)と、国内へのドップラーライダーシステム導入と洋上風力発電事業の推進について基本合意契約を締結しました。