2025年桜の開花・満開予想(第14回)を発表
2025年4月24日
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    日本気象株式会社は、4月24日に2025年第14回桜の開花・満開予想を発表しました。北海道から鹿児島までの全国約1,000か所のソメイヨシノについて、今年の開花・満開予想を行っています。
すべての地点の開花・満開予想日や、桜の生長過程がわかる開花メーターは、お天気総合サイト「お天気ナビゲータ」にて掲載しています。(今シーズンの桜開花予想の発表は、今回で最後となります。)
                    
                    
                    すべての地点の開花・満開予想日や、桜の生長過程がわかる開花メーターは、お天気総合サイト「お天気ナビゲータ」にて掲載しています。(今シーズンの桜開花予想の発表は、今回で最後となります。)
2025年の桜の開花傾向について
 
                    [2025年4月24日発表]
                    東北地方北部では満開見頃を迎えており、北海道では4月末から5月上旬にかけて満開見頃を迎える見込みです。
今シーズンは全国的に休眠打破の時期は平年より遅くなった見込みです。北日本では休眠打破後にその遅れを取り戻しましたが、東日本・西日本では休眠打破の遅れの影響が響いた見込みで、
開花・満開時期は概ね平年並みとなりました。この一週間で開花前線は津軽海峡を渡り切って北海道へ到達し、函館・札幌で4月23日に開花が観測されました。
東日本・西日本のほとんどの地域では既に葉桜となっています。東北地方北部では満開見頃を迎えており、北海道では4月末から5月上旬にかけて満開見頃を迎える見込みです。
[東日本・西日本]
既に全ての地点で満開を迎えており、多くの地点で葉桜になっています。
[北日本]
10月は平年よりかなり高め、11月は平年より高め、12月は平年より低め、1月は平年よりかなり高め、2月から4月にかけては平年より高めの気温でした。
10月から11月にかけての気温が高かったため、休眠打破の時期は1週間程度遅れた見込みです。
4月末から5月上旬にかけては平年より高めの気温が予想されています。
開花・満開時期は平年より早いでしょう。
                    2025年の主な都市の桜開花・満開予想日
| 都市 | 開花予想日 | 開花平年差 | 満開予想日 | 満開平年差 | 平年開花日 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 4/23開花 | -8日 | 4/27満開 | -9日 | 5/1 | 
| 青森 | 4/17開花 | -5日 | 4/22満開 | -4日 | 4/22 | 
| 仙台 | 4/4開花 | -4日 | 4/10満開 | -3日 | 4/8 | 
| 東京 | 3/24開花 | 0日 | 3/30満開 | -1日 | 3/24 | 
| 金沢 | 3/29開花 | -5日 | 4/6満開 | -2日 | 4/3 | 
| 長野 | 4/8開花 | -3日 | 4/13満開 | -3日 | 4/11 | 
| 名古屋 | 3/26開花 | 2日 | 4/4満開 | 2日 | 3/24 | 
| 京都 | 3/27開花 | 1日 | 4/5満開 | 1日 | 3/26 | 
| 大阪 | 3/27開花 | 0日 | 4/4満開 | 0日 | 3/27 | 
| 和歌山 | 3/26開花 | 2日 | 3/30満開 | -4日 | 3/24 | 
| 広島 | 3/26開花 | 1日 | 4/2満開 | -1日 | 3/25 | 
| 高知 | 3/23開花 | 1日 | 3/28満開 | -2日 | 3/22 | 
| 福岡 | 3/25開花 | 3日 | 3/28満開 | -3日 | 3/22 | 
| 鹿児島 | 3/24開花 | -2日 | 4/7満開 | 2日 | 3/26 | 
全都道府県の開花・満開情報はこちらをご覧ください。
                    
                     全国48都市の桜の開花・満開予想
全国48都市の桜の開花・満開予想地方ごとの桜開花傾向について
| 地方 | 概況 | 
|---|---|
| 北海道地方 | 既に開花したところがあります 開花は、平年より早いか、平年よりかなり早い 満開は、平年より早いか、平年よりかなり早い | 
| 東北地方 | 既に満開を迎えています | 
| 関東・甲信地方 | 既に葉桜となっています | 
| 北陸地方 | 既に葉桜となっています | 
| 東海地方 | 既に葉桜となっています | 
| 近畿地方 | 既に葉桜となっています | 
| 中国地方 | 既に葉桜となっています | 
| 四国地方 | 既に葉桜となっています | 
| 九州地方 | 既に葉桜となっています | 
開花メーター
                    桜の花の元になる花芽は開花前年の夏につくられ、休眠・覚醒(休眠打破)・生長を経てはじめて開花します。
                    「開花メーター」は、春に開花するまでの過程も楽しむために、現在桜が開花・満開を迎えるまでのどの段階にあるかを視覚化した、日本気象独自の情報です。
                    
                     桜開花メーターについて(pdf)
 桜開花メーターについて(pdf)
                     
                    
                    
                    
                    
                    
                     
                    
                    
                     
                    
                    
                    
                    
                    
                     
               
                    
                     
                    
                     
					
				
			 桜開花メーターについて(pdf)
 桜開花メーターについて(pdf)
                     
                    日本気象の桜開花予想の方法について
桜の開花の仕組み
                    
                    桜の開花・満開時期を左右するのは、前年の秋からの気温の推移です。桜の花の元となる花芽は開花前年の夏につくられ、
①休眠 ②生長
の2つの過程を経て開花に至ります。花芽は形成されてもすぐには生長せずに、まず休眠に入ります。これは寒く日も短い冬を生き抜くためのもので、桜以外でも温帯の植物の多くに見られる性質であり、冬を前に自ら葉を落とし生命活動を最低限に抑えます。そして、秋から冬にかけて一定の低温(-5~15℃)にさらされると春が近づいていることを感知して覚醒(休眠打破)します。休眠打破後は生長段階に入り、春先の気温の上昇に伴い開花へ向かって生長していきます。この段階になると気温が高いほど生長の度合いも大きくなります。
休眠中は花芽に見た目の変化は現れませんが、生長段階に入り開花が近づいてくると花芽は徐々に膨らみ始め、次第に花芽の先が黄緑がかってきて、開花直前には花びらが垣間見えるようになります。
                    ①休眠 ②生長
の2つの過程を経て開花に至ります。花芽は形成されてもすぐには生長せずに、まず休眠に入ります。これは寒く日も短い冬を生き抜くためのもので、桜以外でも温帯の植物の多くに見られる性質であり、冬を前に自ら葉を落とし生命活動を最低限に抑えます。そして、秋から冬にかけて一定の低温(-5~15℃)にさらされると春が近づいていることを感知して覚醒(休眠打破)します。休眠打破後は生長段階に入り、春先の気温の上昇に伴い開花へ向かって生長していきます。この段階になると気温が高いほど生長の度合いも大きくなります。
休眠中は花芽に見た目の変化は現れませんが、生長段階に入り開花が近づいてくると花芽は徐々に膨らみ始め、次第に花芽の先が黄緑がかってきて、開花直前には花びらが垣間見えるようになります。
予測の方法について
                    桜の開花・満開予想には、ソメイヨシノの開花・満開時期を予測する過去の研究を基に考案した、日本気象株式会社独自の予測式を用いています。
                    秋から冬にかけての低温や、桜の生長状態、積算温度を計算し、予想地点ごとの過去データをもとに、その地点の開花・満開の予想日を算出しています。
                    開花・満開予想日について
                    
                    開花・満開予想日は、気象庁標本木の観測基準に基づいており、「標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日を開花日、標本木で約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日を満開日」として予想を行っています。
                    
                    「お天気ナビゲータ 桜ナビ」
 
                    
                    「お天気ナビゲータ 桜ナビ」では、全国約1,000か所の開花・満開予想や開花メーターなど豊富な情報を提供しています。「お天気ナビゲータ」は約200万人の方が利用する天気防災サイトです。
                    
                     「お天気ナビゲータ 桜ナビ」
                    「お天気ナビゲータ 桜ナビ」
                    
                     「お天気ナビゲータ 桜ナビ」
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                    情報のご利用について
                    日本気象では、桜以外にも、紅葉見頃予想や梅の開花予想などの季節ごとの情報や、星空指数や登山予報など様々な情報を開発、データを提供します。ご利用については、お気軽にお問い合わせください。
                    
                    
                    
                    桜開花・満開予想情報のWebサイトやアプリ、メディア等でのご利用については、下記よりお問い合わせください。
                    
                    
                    



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