桜開花予想や紅葉見頃予想などの季節ごとの情報や、星空指数や登山予報など、旅行やアウトドアスポーツなどにお役立ていただける様々な情報を開発、データを提供しています。
桜開花・満開予想
北海道から鹿児島までの全国約1,000か所の桜名所(ソメイヨシノ)について、開花・満開予想を行っています。
開花・満開予想には、ソメイヨシノの開花・満開時期を予測する過去の研究を基に考案した、日本気象独自の予測式を用いています。 秋から冬にかけての低温や、桜の生長状態、積算温度を計算し、予想地点ごとの過去データをもとに、その地点の開花・満開の予想日を算出しています。毎年1月中旬頃の第1回発表時点で、開花日との誤差 3~5日程度と高い精度で予測できています。(2018~2020年データ)
外国語にも対応しており、スマートフォンアプリ「桜のきもち」は外国語版「Sakura Navi」「櫻花最前線」も提供しています。
ご提供データ(一部)
紅葉・黄葉見頃予想
北海道から鹿児島までの各都市と全国約700か所の紅葉スポットについて、紅葉(モミジ)と黄葉(イチョウ)の見頃予想を行っています。また、全国約2,700の山について、高度ごとの紅葉見頃予想を提供しています。
紅葉・黄葉見頃予想には、モミジ(カエデ)及びイチョウの紅(黄)葉時期を予測する過去の研究を基に開発した、日本気象独自の予測式を使用しています。紅(黄)葉は、秋の気温の低下に伴って、葉の色付きが進んでいきます。また、イチョウの方がモミジよりもやや高めの温度でも色付きが進むため、見頃時期も黄葉の方が紅葉より早くなる傾向にあります。日本気象では、気温と葉の色付きの関係をあらわした予測式を用いて、地点ごとの紅葉見頃時期の予想を計算しています。
梅開花予報
北海道から沖縄までの各都市の梅(ハクバイ)について、開花予想を行っています。梅も桜同様、秋から冬にかけての低温や生長状態、予想地点ごとの過去データをもとに、その地点の開花予想日を算出していますが、桜と梅のバイオリズムの違いも加味して予測しています。
夜景指数
衛星データや地形データ等に加え気象学的な要素も加味することで夜景を「明るさ」「面積」「広がり」の3つの観点から数値化しました。
実際に人の目で夜景を見た時の印象を定量化した“夜景指数”の情報を提供します。
虹予報
虹予報は、日中(6時-18時)を対象にした虹が見られる期待度を8段階の指数で表したもので、国内では日本気象のみが提供しています。虹が出現しやすい気象条件や太陽高度等を加味して指数を算出しています。
星空予報
全国の星空予報を提供しています。星空予報は、天気や空気の澄み具合等から予測した、星空の見えやすさとして5段階で表わした指数です。
星空予報は、美しい星空があることで有名な鳥取県観光サイト「CATCH THE STAR 星取県」でご利用いただいています。
熱中症予報
全国の熱中症予報を提供しています。過去の研究を基に日本気象独自の予測式で熱中症の起こりやすさを指数で表しています。建設や警備、製造業等、多くの企業でご利用いただいています。
ご提供データ(一部)
花粉予報
1週間先までの全国のスギ・ヒノキの花粉飛散予報を、少ない~非常に多いの4段階の指数で提供しています。また、各地のシーズンごとの総飛散量予測や、飛散期間・ピーク時期予測も提供しています。